特定鳥獣管理有効活用に関する条例改正のための視察「2日目」

視察2日目は、昨日と違い初夏を思わせる暑さの中で、最初に糸魚川市大洞のジビエ処理加工施設「惣右エ門」を訪れました。 処理加工施設の建設に至った経緯や施設の活用状況、ジビエの出荷等について説明を受けたのちに、解体や加工、冷凍設備等の施設を見学しました。 施設見学後に、イノシシ肉の焼肉やスープ、しゃぶしゃぶ、スペアリブ等を試食させていただきましたが、ジビエ特有の臭みなどがなく、どの肉も大変においしくいただきました。

続いて、上越市へ向かいイノシシ被害防止で集落毎に電気柵を設置している優良事例である柿崎区下牧集落を訪れ、イノシシ対策用の電気柵やイノシシが掘り起こした現場を視察しました。 現地では、市職員や集落の方から集落柵設置に至った経緯や設置効果等について説明を受けるとともに、今後の対応や県や国に対する要望等を伺うなど活発な意見交換を行いました。 今回の現地視察を踏まえながら、更なる鳥獣被害対策の推進を図るとともに鳥獣条例の改正に向けた議論を加速してまいります。