P.41 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 お疲れさまです。それでは、私からもこの交通信号機等々の施設の問題について、今ほどの冨樫委員の続きなのです。まず、警察本部長、これは先ほど、住民の合意形成が得られない限りは、一灯式も含めて全部、まず撤去はありえないという答弁でありました。これは私は、警察庁の指針だと、もうこれは合意形成を図れず延長しつつも、廃止という言葉は出ていないのです、私の知っている限りは。指針には、そういう言葉はありません。ないのです。そういうことで、私は一歩踏み込んだ県警察本部長の答弁だと、指針どおりではないのだというふうに、本県の実情も踏まえてやっていただけるのだなと、本当に期待しますが、もう一度、その辺のところのはっきりとした答弁をお願いしたいと思います。
P.42 ◎答弁 花岡和道警察本部長
◎花岡和道警察本部長 やはり県警察としては、県民の皆様の御理解を得ながら、あらゆる業務を進めておりまして、この撤去の関係、交通信号機につきましても同様であります。ですから、県民の皆様の合意が得られないものについて、その後、意見を無視してまで撤去するようなことはありえないということでありまして、合意形成をするということが先であるということでございます。
P.42 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 合意形成の意味なのですが、例えば具体的な、その地域、その町内だとか、そういうところの住民と何をして、どういうふうにして、皆さんがたの考えている合意形成となっていくのか。その合意形成の内訳という中身、どこまでいくと合意形成なのか。例えば、県全体の総体的なものについて、何か広報があれば合意形成ができたと。広報をしておいて、そして何も意見がなければ、それで合意形成だという合意形成もありますし、いろいろな合意形成のやり方があります。それはきちんとした合意形成を図ってほしいというふうな意味を込めて、私は言っているのですが、その辺についてお答え願いたいと思います。
P.42 ◎答弁 古川尚史交通部長
◎古川尚史交通部長 合意形成の過程ということで御説明をさせていただきたいと思います。交通信号機の撤去に先だちまして、住民の合意を形成する。このために例えば、各署が行っているのは、自治会のほうへ市役所等と一緒に赴きまして、説明を行うと。関係する自治会が複数あれば、複数におじゃまして御説明をする。そのうえで、先ほど、午前中の質疑にもありましたが、回覧板等でここのところの撤去を考えておりますというものを、自治会での説明会に来られなかったかたのために周知を図る意味で、そういったものを回すということもしております。幾つかの署では、市の広報紙を通じて、どこどこの交差点から交通信号機を撤去して、こういう安全対策を考えておりますよというものを広報して、住民のかたからの意見、あるいは住民のかたの合意が頂けるよう、広報、周知を図っております。その後、公安委員会で審査したうえで撤去ということをやっておりますので、何段階か踏んで、住民のかたに撤去のことについて浸透が図られたということで進めている状況でございますので、そこを住民のかたに説明することなく撤去ということではございません。
P.42 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 私が言っているのは、今、公安委員会うんぬんと、地元の合意形成を町内で諮りつつ、広報等をしつつ、諮って、その後、その意見を公安委員会に諮る。公安委員会に諮らなくていいのだと思いますよ、合意形成がそこでできなかったのだから。了承を得られなかった場合は、そこでもう撤去はありえない、しないのだと。そういう理解にはなりませんか。
P.42 ◎答弁 古川尚史交通部長
◎古川尚史交通部長 説明不足かと思いますが、公安委員会に諮るのは撤去の合意が得られてからでございます。
P.42 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 同じで申し訳ありません。この辺はやはりしっかりと答弁いただきたいと思います。
それから、撤去については、本当に地元の皆さんのきちんとした合意を得たものについてしかやらないというふうなことを確認をさせていただいて、次の質問に移ります。
新設の交通信号機なのですが、これは私どもが、いろいろと皆さんがたと、会議等といろいろな場面でやってまいりました、実は。御承知のとおり、皆さんがたは、そこにおられるのだから。幾らやっても15基なのですね、新年度は。ということなのですが、今ほども、午前中の審査でも、答弁がありましたけれども、33基を15基に絞り込むのに、専門的知識を持ったかたがたが行って、さらに現地調査をしたというふうなことなのです。この地元の所轄の警察署で持っていなくて、皆さんがたで、県警察本部で持っておられる専門的知識とは、何をいうのでしょうか。教えていただきたいと思います。
P.43 ◎答弁 花岡和道警察本部長
◎花岡和道警察本部長 やはり警察署と警察本部においては、やっている業務内容も違いますし、これまでの経験も違いますし、あといろいろな事例も持っておりますので、そういう意味では、警察署よりも、警察本部のほうが高度な知識を持って、その判断ができるということでございます。
P.43 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 私は、交通信号機設置に係る国家資格だとか、警察署の指針か何かあって、その辺の資格等々があるのかなと。それをもって専門知識というので、それをもって現地と一緒にやって、さらに深度を深めていただいているのかなというふうに思ったのですが、全くそういうことはなくて、今の答弁は本当に、警察本部長の漠然とした評価ですよね、専門的知識について。交通信号機設置について具体的に、指針で五つあるわけですが、その違いです。私が聞いているのは、所轄の各警察署の持っている知識と、皆さんがたの警察本部の持っている知識。具体的な知識の違いについてお答え願いたいと思います。
P.43 ◎答弁 古川尚史交通部長
◎古川尚史交通部長 警察署と警察本部の違いということで申し上げますと、警察本部で交通信号機の設置に関して、この15基を選択する、選別をしていく担当の係の者については、交通信号機の設置に関して、永年にわたる経験を積んでおりまして、交通信号機の設計に携わっている。交通信号機の主道路をどれくらいの時間にするとか、従道路をどれくらいの時間にしたらスムーズにいくとか、あるいは交通信号機の建柱場所として、警察署ではそこにどのような地下埋設のものがあるかということが分からない面もございます。それを現地に行って、地下埋設のものが、どのようなものがあるのかも含めて、建柱可能かどうか、あるいは歩行者だまりということであれ、これについて歩行者が本当に適切に安全に待つことができるのか。こうした知識、経験を積んできている者ということで、警察本部には職員がおります。
P.44 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 それを知識、経験が豊富と、積み重ねと言うのでしょうか。技術的なものの設計とかというものは、知識ではないでしょう。技術ではないですか。それを知識ということは、私は少し間違いだと思いますが、いかがですか。
P.44 ◎答弁 花岡和道警察本部長
◎花岡和道警察本部長 やはりこういったことをやるには、経験が何よりだと考えております。そういう人間を警察本部の交通規制課には配置しておりまして、その者が判断したものが、私のところに上がってくる原案になるというふうに考えております。
P.44 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 警察本部長が言われる部署ですが、今までも交通信号機設置については、各所轄から上がってきて、それをまたそこで審査してという話だとか、今までもずっとこのことは皆さんがたが言われる専門的知識を持った経験が違うかたが現地へ、所轄の皆さんと赴いて、こういうふうな今、私が申し上げたような査定のしかたということをやっていたのでしょうか。今年度、初めてなのでしょうか。いつから始めたのでしょうか。
P.44 ◎答弁 古川尚史交通部長
◎古川尚史交通部長 平成27年にこの信号機設置の指針と言われるものが示されて以降、これに沿ってやってきておりまして、同じ者が担当しております。
P.44 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 そうではなくて、今年度のように現地へ赴いて、専門的知識を持っていたかたがずっと一緒にやっていたのかということです。今年度が初めてなのでしょうか、それとも平成27年、平成28年と、この指針が出てから毎年赴いて、そういうふうにやっているのか。そういうふうな体制を聞いているのです。
P.44 ◎答弁 古川尚史交通部長
◎古川尚史交通部長 説明が不足した面があったようでございますので、補足して申し上げます。平成28年以降、毎年同じように県警察本部から職員が赴いて、点検したうえで選定しております。
P.44 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 では、今まで所轄の、それぞれの警察署に、そういう人間は育てていなかったということですか。専門的知識と経験を持った人間は配属されていないという理解でよろしいですか。
P.44 ◎答弁 古川尚史交通部長
◎古川尚史交通部長 警察本部にいる職員と同等の知識・経験、技術的知見を持った者については、署には配置しておりません。担当して、現地に赴いている職員の、先ほど委員の御質問にお答えしましたが、今年が初めてではなくて、今までも平成27年以降はきちんとそのようにしており、技術的知見を持った職員は、警察署等には配置されておりません。
P.44 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 分かりました。それは理解いたしました。今年が特に厳しく査定したわけではないということの理解でよろしいですね。
次に行きます。皆さんがたは、何回も言いますが、15基以外のものは、1基たりとも増やすところがないし、ストックもない。ですから、来年度は、補正予算なり何なりつけてもらっても、それは施工できないよというふうな答弁でありましたが、これに間違いございませんか。
P.45 ◎答弁 古川尚史交通部長
◎古川尚史交通部長 本日現在、15基を超えるところはございません。ただし、今後、交通事故が多発したり、あるいは人が多く集まるような大規模商業施設等が建設され、交通量が大きく変わるとなった場合については、その時点で検討は、当然のことながら進めてまいります。
P.45 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 それと同時に、警察本部長は、警察本部長として、交通信号機設置よりも重点的にしたいこと、すべきことが本県にはあると。並べてみましょうか。例えて言えば、交番の中のカメラだとかというふうなものを挙げておられたわけでありますが、その考え方というものは、間違いございませんね。言っていることが分かりますか。警察本部長が言われたのは、交通信号機の設置場所がないと。皆さんがたはこれ以上、15基から1基たりともないのだということと同時に、警察本部長は、交通信号機の新規設置について、最重点ではないので、そのほかに自分は県警本部長として、本県でやりたいことがあるとおっしゃいましたよね。やりたいことがあるのだと。覚えていない。覚えはありませんか。
P.45 ◎答弁 花岡和道警察本部長
◎花岡和道警察本部長 非公開の場での話でございますので、ちょっとお答えは差し控えさせていただきたいと思います。
P.45 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 では、私から申し上げましょう。別に悪意を持って言っているわけではないので、事実かどうか。このようなものはそうだと言ってもらっても、何も影響などないのです。もう一度言います。昨年度よりも予算が厳しいですよね。聞いてください。昨年度よりも予算が厳しく、警察本部長は真にやりたいことがあるのだと。それはおありですよね、当然。警察本部長が本県のトップとして、安全を守るトップとして、私は私でやりたいことがあると。それは、トップとして司令官ですから、それは持って当たり前の話なのです、私から言わせると。という意味で、おっしゃったことは事実でありますよね。ありませんか。ありますよね。もっと言いましょうか。では、スクールサポーターの全署の配置だとか、高齢者の特殊詐欺防止のための防犯機能付き電話機の普及だとか、駐在所へのカメラ設置など。あるいは横断歩道など、道路標識もすべて今年度、少し予算は増えているのだが、増えているのだけれども横断歩道は消えてしまっている。そこもまだ全然、これでも直せない。そういうところに充填(じゅうてん)をしたいのだと。そういう意向は今、お持ちですか。
P.45 ◎答弁 花岡和道警察本部長
◎花岡和道警察本部長 今、挙げられた事項については、現時点で私の考えとしては当然持っております。
P.45 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 いいのですよ。別にそれが何のことではないのだから、やりたいこともあるのだと、司令官として。それはそれで、私は大いにけっこうであります。
もう一つ聞きたいことは、皆さんがたは、本当に15基しかないと言うのだけれども、本当にそうなのかという点で、先ほど午前中からいろいろ質問があるとおり、住民はみんな要望しているのです。それは御承知だと思います。切実に要望している。そういった中で、例えというか、具体的に申し上げますが、私の住んでいる村上市でもいろいろあります。皆さんがたのおかげで設置していただいたところもあります。そこは安全が確保されています。
そういった中で、今、具体的に言います。国道7号について、直轄の国道7号で死亡事故が今年度、増えました。それは警察本部長も、御承知でしょう。数字として増えているのです。それはなぜかというと、村上警察署で、だれとは言いませんが、署内で、本当に警察官ですから、それは一人ではありません。複数の警察官が、国道7号には交通信号機が非常に少ない。ですから、死亡事故があるのだと、多いのだと。そういうことがあるわけです。そういう要望についても、今年度は本当にできないのか。例えば、専門家が、知識を持った人が行って、現地を精査して、その中には33基から15基の間の中に、現在は五つの指針に沿って整っていないけれども、これは地元との合意がほとんどできていない。それは設置しようと思えばできる。そういうところが含まれているのですか、含まれていないのですか。そこも含めて、絶対ない。15基以外はないのだということを、この場できちんとおっしゃっていただければ、それはそれでけっこうです。私どもは、交通信号機が絶対に要ると思っているわけではないので、安全確保をどうすればいいかということも含めてやっているので、お答え願いたいと思います。
P.46 ◎答弁 古川尚史交通部長
◎古川尚史交通部長 今日現在について申し上げますと、15基以上はございません。設置しなかったところについても、交通安全対策等を進めて、交通事故抑止を図ってまいります。
P.46 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 今の繰り返しになるのですが、33基から15基に精査した中には、地元と、例えば、支柱の設置場所だとか、あるいは滞留場所だとかというふうなものは、地元住民の皆さんが提供してもいいよというところは含まれているか、含まれていないのか。そこもお答え願います。そういうところはないのですねと聞いているのです。だから、15基以外にはないのですねと聞いているのです。その確認を取っているのです。
P.46 ◎答弁 古川尚史交通部長
◎古川尚史交通部長 了解が得られたところについてはございません。
P.46 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 了解を取られたことはないけれども、今年度中にはできるよというふうなことのところはなかったのですか。条件が整うよということはなかったのか。
P.46 ◎答弁 古川尚史交通部長
◎古川尚史交通部長 今日時点では承知しておりません。
P.46 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 分かりました。本当にこれで皆さんがたは、交通信号機を1基たりとも来年度は増やせないと、ストックもないという理解を、これで私もさせていただきました。ということで、この件は終わりたいと思います。
次にもう一つ、可搬式オービスなのですが、いろいろ議論がありましたということです。その中で二、三でありますが、質問したいと思います。それから、交通信号機の撤去ですけれども、その広島県とか、岡山県の話は、先般、代表質問でさせてもらったのですが、広島県では、住民の間でだいぶ問題になっていまして、撤去しているところもあると。隣の岡山県では、撤去対象から通学路を外したというのです。通学路についている交通信号機を撤去対象から外したのですが、そういうお考えは、警察本部長でも交通部長でも、今のところありますか、ありませんか、本県は。この数の中に入っていますか。
P.47 ◎答弁 古川尚史交通部長
◎古川尚史交通部長 現段階での委員の御質問についてですが、今後、指針を踏まえて通学路等の場所について、撤去の必要性がある場所については、これを撤去することは交通安全対策上、妥当なのか。こういったことも含めて検討してまいりますが、現在、他県の状況については、私どもは承知しておりませんので、それについては、今、どういうふうに意思決定したということは申し上げられません。
P.47 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 可搬式オービスなのですが、随分議論していただきましたので、皆さんがたは必要だというふうなことなのですけれども、まずは予算です。以前から県の予算が厳しかったのです。皆さんがたの先ほどの答弁だと、警察庁に可搬式オービスを入れる構想が上がって、平成28年と言いましたか。それは国庫補助金を入れて2分の1ですか、各都道府県警察の予算がつく見込みがある場合、その範囲内の中で上げてこいと、やってほしいということの答弁がありましたけれども、これは本県において、今までこの可搬式オービスは何回、財政当局に予算要求したのですか。
P.47 ◎答弁 塚本雅人警務部長
◎塚本雅人警務部長 可搬式オービスの財政当局への予算要求でございますが、昨年度しております。それ以前は、要求しておりません。
P.47 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 なぜ昨年度だったのですか、以前から要求をすればと。それは、本県はそれほど早急でもないなということなのですか。どういう考え方で要求しなかったのですか。
P.47 ◎答弁 塚本雅人警務部長
◎塚本雅人警務部長 昨年度初めて要求した、それまで要求しなかった経緯でございますけれども、やはり他県での導入事例、導入効果というものを確認しながらという判断もございました。
P.47 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 判断もと言いましたけれども、ほかの判断の材料というものをお答えください。
P.47 ◎答弁 塚本雅人警務部長
◎塚本雅人警務部長 失礼いたしました。他県での導入事例、効果を見ながらというふうに判断をさせていただきました。
P.47 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 昨年度の、本県の財政当局の査定はいかがだったのですか。
P.47 ◎答弁 塚本雅人警務部長
◎塚本雅人警務部長 昨年度の要求につきましては、他の事業のほうを優先させていただいた結果、落としたということでございます。
P.48 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 それは飽くまでも皆さんがたではなくて、財政当局の関係だという理解でよろしいですか。
P.48 ◎答弁 塚本雅人警務部長
◎塚本雅人警務部長 財政当局には要求しておりますけれども、話の中で最終的には県警察の判断で落としたものでございます。
P.48 ◆質問 小野峯生委員
◆小野峯生委員 それは、あきらめて落としたのでしょう。そういうことでしょう。あきらめて落としたのです。財政当局は、この可搬式オービスは本県にとってそれほど重要だと考えていないのですよ。効果が上がるとは思っていない。ですから、遅らせたのです。それほど、効果がある政策だとか、施策だとは思っていないのです。私もそう思います。
昨年度も財政が厳しいし、それ以上に今年度は厳しいのです。入札もあったではないですか。私どもも一回支出を抑えるために、財政協力をするのだと。あなたがたは、なぜこの可搬式オービスに固執して下げることについて協力できないのですか。私は、それよりも2名いるのですから、少ない人数よりは2名いるのですよ、常に2名。そのかたがたが顔の見える警察官として、朝夕、必要なところに立って、そして指導していればいいではないですか。私は、そのほうが政策的には本当に温かい政策だと思っています。だって、それを反則金で賄うとか、それはいいですよ。でも、その次の年からは、維持補修費もかかってくるのです。そういう意味から考えると、私は、そういうふうなことで2人いるのだから、ついでにそれも年がら年じゅう動かすと、1日に何回か動かすと言いましたけれども、その年間何百日で何十回で、先ほどいろいろ条件を言いましたが、そういうふうなものを含めて、私が聞くところだと、今の答弁だと、まだそのはっきりした運用も示していただけていませんよ。これからするのだと、詳細は。それでは、私どもは認められません。
この財政危機の時代に、私ども県議会のチェックというものは、県民からみんな目が届いているのです。何なのだと。私どもがここでこれを認めてしまうと、金額で言えば大変小さい金額です。 1,100万円の内の 550万円、国から補助金が来るということを含めると、本当に小さい。それも一般財源ではないのですね、これは。手数料が入ってくるから、収入証紙のものが入ってくるから、お金はかからないのです。そうするとなおさら、来年度、国庫負担がなくなっても、補助金がなくなっても、皆さんがたの範囲内でできるはずです。ですから、こういう時期にこういう政策を入れるのは、私は絶対に間違いだと。私どもは、しっかりとここを精査させていただき、県民にも披歴をして、そしてこれはきちんと考えさせていただく。現時点で考えさせていただく。このことを申し上げまして、質問を終わります。
P.49 ○議長 宮崎悦男委員長
○宮崎悦男委員長 以上で、交通安全対策に関する質疑を終了いたします。
次に、追加議案について、説明願います。
P.49 ◎答弁 花岡和道警察本部長
◎花岡和道警察本部長 (「新潟県議会定例会議案(2月27日追加提出)」及び「令和元年度補正予算説明書(2月27日追加提出)」に基づき説明)