令和5年2月定例会 建設公安委員会 - 03月08日-06号

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◆小野峯生委員 おはようございます。それでは私のほうから若干、12月議会でも質問させていただきましたけども、その後、奥三面、猿田発電所の8月3日、4日の豪雨水害の復旧状況について、今どうなっているか、どう進んでいるかっていうふうなことを伺いたいと思います。12月議会でありますが、猿田については、地下室の分電盤、制御盤の機器が浸水したと、で、洗浄や部品交換で再利用可能なものと、そして新しく製造をしなければならないもの、そういう機械が出てきたと。それで水車発電機の制御装置というのは非常に特殊なもので、メーカーが限られていると、そのうえに水力発電所建設ラッシュだと、ということもあって製作のための工場、工場の空き具合や技術者不足、資機材の不足、価格も跳ね上がってるということ等々によって、メーカーと協議しているが、なかなか見通しは立てられるような状況ではないというふうな答弁だったということでありますが、この辺についてその後、今現況どうなっているか伺いたいと思います。

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◎江口泰施設課長 8月の豪雨で被災いたしました奥三面発電所それから猿田発電所の復旧計画と、復旧の進捗(しんちょく)状況についてでございますが、まず奥三面発電所につきましては、水没いたしましたメインのバルブなど、一部機器をメーカーの工場で現在整備中でございまして、現在のところ機器に大きな不具合は確認されてないというようなことでですね、6月には整備が完了いたしまして、その後、発電所の必要な点検整備や試験調整を行った後、早ければ7月から運転再開ができる見込みとなっております。それから次に猿田発電所でございますが、こちらは委員の御説明にもございましたとおりですね、被災の規模が大きくございまして、これまでに修繕それから更新範囲の特定までは行いまして、故障した装置の機器を製造した既設のメーカーのほうと、それから過去に発電所の点検整備を請け負っていただいた工事業者等も含めまして、復旧手順や工程の調整等を行ってきております。
それで、既設メーカーのほうからはですね、全国的なFIT事業、それから技術者不足、あとは工場の空き具合がない等々の状況でですね、運転再開については早くても対応できるのが令和7年度からということで、そこから復旧工事をいたしますと令和10年度以降になるとの見込みが示されたところでございます。このため、現在の既設メーカー以外の発電機などを、重電製品の製造を手掛けます、いわゆる重電メーカーにも、他の重電メーカーについても修繕更新の対応可否について現在確認している最中でございまして、調整を進めているところでございます。いろいろお話を聞いている中で、他社で対応する場合でもですね、復旧時期については、運転再開の時期でございますが、早くても令和7年度以降になるというようなことが示されているところでございますが、引き続き早期の運転再開と、長期安定した運転の継続を念頭に、修繕更新の方向性を決定して、速やかな復旧に努めてまいりたいと考えております。以上です。

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◆小野峯生委員 そうしますと、まずは奥三面のほうでありますが、これ今までは夏ごろをめどと、具体的に雪が消えて、それで整備をゴールデン明けまでにやって、現地へ持っていってそれで調整等々をやって、ゴールデン明けに発電所に設置をしていき試験や調整をしていくと。今までは夏ごろをめどに運転再開を目指したいとしていたものが、これ早ければ7月に運転再開をしたいという今の答弁だったと思いますが、その奥三面についてですね、あれでしょうか、少し、そういう意味では7月と、夏というのは、それでまあまあ早いほうだと、少し前倒しを目指すというふうなことなのかなというふうに理解をさせていただくわけでありますが、いわゆる今の目標とされている、皆さんがたが目指すっていう、7月には目指したいということですが、目指すために課題等々については現状どうなっているんでしょうか。そこは伺いたいと思います。

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◎江口泰施設課長 ただいま御指摘いただいたとおり、若干早く、7月中には営業再開ができる見込みになっております。これまで課題といいますか、特に大きな不具合等は確認されてないということで、現時点では大きな課題は出てきてないということで、順調に復旧工事が進んでいるというふうに認識しております。

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◆小野峯生委員 はい、分かりました。順調に今のところ設置、調整等々を経て7月をめどにやれると、運転再開できるということ。
それからもう一つであります猿田についてでありますが、今のメーカー等々の協議では、最初は令和10年度以降の見込みだと。これは今までめどは立たないということであったんですが、10年度以降、12月には数年先くらいとしか答えられないというふうなことだったんですが、これ10年以降ということは今携わっている、頼んでるメーカーだとかというふうなものなんですが、いろいろ考えて他のメーカー等々に当たっていろいろな協議を重ねているということだと、令和7年以降になるというふうな話なんですが、7年、今、令和5年か、2年先というふうことに相成りますよね、およそね、2年先。ということで今までは数年先、まあ2年も数年先なんでしょうが、5年だって6年だって数年先っていえば数年先なんでしょうが、少しこう、じゃあ見えてきたかなと、2年先、令和7年ということで、他のメーカーとも協議をしつつ、めどはついてきたと。いわゆるスケジュール、それから工程の調整もつけなければいけない、ということだとも思いますが、これ、ありとあらゆる手段を使って少しでも早くやりたいという答弁もあるわけですが、そういった意味でメーカーを乗り換えたり、いろいろなことをやっているということだと思いますが、この2年先に向けての調整課題というのはどうなります、それはある程度めどがあると考えていいでしょうか。

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◎江口泰施設課長 はい、猿田発電所の復旧についてでございますが、メーカーをかりに乗り換えたとした場合でも、機器の製作について最近大体、一、二年くらいはかかってしまいますので、機器を製作して現場で工事を据え付けるということで、やはり2年くらいはかかるのかなということで、その先最短で令和7年度以降にはなんとか運転できるようなスケジュールの調整をしておる会社もあるということでございます。以上です。

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◆小野峯生委員 その辺のことは乗り換えてまたやるのか、ということなんですが、今のやっているメーカー等々とやっていると、もっと先になるわけですよね結局。ということを考えるとやっぱり乗り換える危険性、危険性というかいろいろな課題が生じてくる場合もあるよね。といった場合に、どちらのほうを向くんですか皆さんがたは、今のところ今の現況では、どういう協議が必要になるんですかね、その辺のところをもう一度、重なる部分もあると思います。

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◎江口泰施設課長 メーカーの乗り換えということではなくてですね、既設の発電所でもそれぞれの機器によって違うメーカーを組み合わせて現在も運転、運用してございますので、今回メインの電気関係の機械について、既設のメーカーではちょっと時間がかかるということでございますので、他のメーカーについても、実際他の発電所にもそういった事例ございますので、そんなに大きな課題はないというふうには認識はしております。

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◆小野峯生委員 そうすると、乗り換えたほうが早い、乗り換えっていうか、既設メーカーを変えたほうが早いということの理解でよろしいでしょうかね。その方向で動くんでしょうか、動いているんでしょうか、その辺も含めて伺いたいと思います。

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◎江口泰施設課長 そこら辺も現在、今、情報収集してございますので、なるべく早めにその辺の判断はしたいとは思っております。以上です。

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◆小野峯生委員 分かりました。これ一応ちょっと無理かな。いやどうしよう。少しでも早く正常運転できるようにですね、頑張っていただきたいと思います。終わります。